まあるい頭をしかくくするブログ

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カメラを中心とした、生活に”こだわり”を見つけ出すブログです。

Pentax FA77mm F1.8 limited の魅力

こんにちは、maru-shikakuです。
 
※この記事はペンタックスユーザー向けです。
 
一眼を買って3ヶ月ほど経った当時、思ったのが、
とにかくボカしたい!しかも並み大抵のボケじゃ物足りない。
 
そのときシグマ30mm F1.4 art という、比較的安価なボケ大王レンズを持っていたにも関わらず、さらなるボケを求めて
今年の3月に購入した中望遠単焦点レンズ
ペンタックスFA77mm F1.8 limited

FA 77mm F1.8 limited

ネットで調べると、
  • FA77最高!
  • ペンタックスユーザーはこのレンズを買う権利があるだけで幸せ!
  • よくわかんねえけど、ボケが他のレンズとは違う。とにかく買っとけ!そうすりゃわかる!
 
って感じの絶賛が多数あるんだけど、なんでFA77がいいの?という疑問にはイマイチ納得する答えがない。フィルム時代からあるレンズなのになんでいまだに高いの?(7〜8万円台)という訳で踏ん切りがつかず。
 
 
 
ペンタックスユーザーは
FA77mm F1.8 limited

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DA70mm F2.8 limited
という2種類で悩む方が多数いるようです。
DA70は、
  • 安価(FA77の約半分。ボケ以外はそこまでFA77と変わらないのでコスパ良し
  • 131gとめちゃ軽い(FA77の半分以下)
  • クイックシフトフォーカス付き(AF後MFでピント微調整可能)
まあ、FA77はフィルムカメラ時代からあるロングセラーで、
DA70の方が新しめだし、機能は完敗です。
 
私もすんごい悩みました。
 
FA77の背景ボケボケの作例を見て、こりゃスゲー!
DA70のコントラスト高めの作例もスゲー!
 
でも、ボケを求める動機に徹しFA77を購入しました。
 
 
当時ペンタックスK-S2を使っていた私は現在ソニーのα7Ⅱに移行。他社品のレンズなのでマウントアダプターをかませて使用しています。
α7Ⅱの購入に合わせて同メーカーのSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
を買い足し、2つのレンズでなんとか頑張っています。※レンズ少ないね。
 
FE55も評判が高く、欠点はボケがやや渦巻くぐらいで価格.comでも満点に近い。
コスパは非常に良いです。
それでも正直な話、使用頻度としてはFA77の方が高い
 
FE55はオートフォーカスが速くて解像度もいいし、気軽に撮るには最適なレンズではあるけれど、撮影途中でやっぱコッチがいいと思い、FA77つけっぱなしでそのままいってしまうことも多数あります。
 
  • 電子接点のないアダプター介在でオートフォーカスは効かず
  • 中望遠で映る範囲が狭い(画角が狭い)
  • 絞り開放で輪郭がよく紫がかる(パープルフリンジすごい)
こんな制約があるにも関わらず、ここぞというときにFA77を使ってしまうのはなぜなのか?
 
今回はFA77の魅力を考察してみます

 

 

ボケが異次元

一眼の最大の特徴はスマホと違って大きなボケを作り出せることです。
それだけじゃないけどね。
 
ただ、ボケりゃいいってもんでもありません。レンズによってボケ方は違っていて、良い悪いがあります。
その判断が難しい。解像度は数値化されてますが、ボケのきれいさはぶっちゃけ、わかる人にはわかるって感じで、あまり重視されません。
海外じゃ概念としてなかったから英語でも、
Bokeh
ですし。
息を吐きながらゆったりと言います。ボケェ……。嘘です。
 
そんなボケについてですが、FA77で撮影していてわかったことがあります。
 

ボケきったところは輪郭がなくなってる

汚いボケは、ボケてるのに
輪郭だけ浮かび上がっていたり、線になって見えてしまう。
そうなると、
ピントがあった主役よりも、ボケの不自然さが目立ってしまうのですね。
これは写真として致命的。
 
FA77はとろけるようなボケと称されている通り、撮りたいものから離れた景色であるほどボケの輪郭はほとんどなくなっていて、もはや模様になっちゃうんです!
 

FA77 portrait example

DSC01286

嫁さんの写真集
 
2枚目は絞り開放で撮っちゃって光がレモン型に。点光源は少し絞ること。
 

IMGP4334

ペンタックスK-S2時代のベストショットのひとつ。 
後方の葉っぱがとろけてます。それでいてピントが合ったところの解像度は高い
 

ボケ量の適切さ

ボケとは2つのものの距離を平面状に表現して錯覚させるものです。
そのボケは距離によってグラデーションとなる。つまり、
  • ピントがあってるところの近くはそんなにボケない。
  • 遠いところは大きくボケる。
その間でボケが自然に変化しているか?
ということです。
 
FA77を買ってすぐの撮影でハッとした写真

IMGP2581

美術館にあるただの池です。ややピンボケ。
まさに写真の景色を目の当たりにしているような立体感。
ボケのグラデーションが繊細ですね。
 
何でもないものを撮ってもたまにビックリするのは今んとこFA77だけ!
サンプル少ないけど。
 
 

アルミ鏡筒はいつまでもスベスベしたくなる

普通レンズのボディはどこかしらにプラスチックが入っているのですが、FA77はアルミ製。
DA70もそうですけどね。でもあっちちっちゃすぎ。
 
高級感がハンパないし、ひんやりすべすべの手触りがGOOD。
macbookユーザーはわかってくれるのではないでしょうか。 
 

MFの感触がいい

FA77はピントリングがぬるっとしていて、マニュアルフォーカスが楽しい。こういう細かいところは個人的に非常に大事!
 
 

惜しい点

APS-Cのカメラだと望遠すぎて撮りづらい

私がフルサイズカメラのα7Ⅱにした大きな理由です。

 

AFがうるさい

不満はこの2点だけですね。今はフルサイズだしMFのみで撮影しているので、欠点はパープルフリンジが出やすいってくらい。そこは絞ればいいだけ。

 

AFのうるささはいろんなところで言われています。

一度美術館の撮影OKコーナーでうっかりMF切り替えし忘れて

「ギュッ、ギュイーーン!!」

この時は恥ずかしかった。周りが静かだとすんごい目立ちます。

でも野外だとそうでもないかな。

 

 

以上、FA77の魅力についてでした。

迷ってるあなた、買って損はないです!

他メーカーに移った私ですらFA77をこの先ずーっと持ってるつもりです。それくらいオススメです。

 

 

メーカーの商品紹介 

こだわりの描写特性
各種試験機による数値評価だけでなく、高度な実写評価に基づいた設計を施すことで“絞り開放ではほどよい柔らかさ、絞り込むとともに鮮鋭な像性能”と“空気感・グラデーション・階調・立体感”の描写を可能にしています。
FREEシステムによるフォーカシング
ピント合わせには、レンズ系の後群を固定したままで前群だけを移動させるFREEシステムを採用。近距離から遠距離まで安定した像性能が得られます。
高級感・精密感あるデザイン
レンズ本体にはアルミ素材を使用、高級感・精密感ある仕上げを施しています。また、カメラボディへの装着性を高める“フィンガーポイント”を採用、素材には深緑色の 七宝焼を用いました。

ペンタックスAPS-Cサイズ一眼レフカメラに装着した場合、焦点距離が35ミリ判換算で118mm相当の画角となります。

 

レンズタイプ 望遠単焦点
焦点距離(35mm判換算) 77mm(118mm)
開放絞り F1.8
最小絞り F22
画角 21°
レンズ構成 6群7枚
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.7m
最大撮影倍率 0.14倍
フィルター径 49mm
最大径 x 長さ 64 x 48 mm
質量(重さ) 270g

出典:

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/k/telephoto/smcpentax-fa77/